デンタルテラス 堀江

歯医者さんが苦手な方でも安心でき、通いやすい「新しい歯医者スタイル」を提供します。

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最善の医療を提供するだけでなく、開放的で、穏やかなカフェの“テラス”のように
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ホワイトニングはしないほうがいい?

こんにちは!四ツ橋駅,なんば駅から徒歩10分以内でご来院いただけるデンタルテラス堀江で勤務する歯科医師の松井です。
黄ばんだ歯を白くする方法として注目されているホワイトニングではありますが、実際に行った人の中には「ホワイトニングをしない方がいい」「後悔している」などのお声も聞こえてきます。
そこで今回は失敗談も交え、その原因と失敗しないように心掛けるべき内容を丁寧に解説したいと思います。
ご自分にとってホワイトニングは必要か?そうでないか?を判断する材料になると幸いです!

目次

  1. 1.ホワイトニング失敗談
     1-1. 知覚過敏になった
     1-2. 歯茎が痛むようになった
     1-3. 黄ばんで見える
     1-4. 費用が高額になった
  2. 2. ホワイトニングをする前にやっておきたいこと
     2-1. 虫歯の治療は済ましておく
     2-2. 歯のクリーニング
  3. 3. ホワイトニング後に気をつけること
     3-1. 食事
  4. 4. ホワイトニングを避けた方が良いとされている人
     4-1. 詰め物、被せ物が多い人
     4-2. 差し歯などの人工歯が入っている人
     4-3. 歯にヒビが入っている人
     4-4. 無カタラーゼ症の人
     4-5. 妊娠中、授乳中の人
  5. 5. まとめ

1. ホワイトニング失敗談

1-1. 知覚過敏になった

ホワイトニングを行うと知覚過敏になる原因は主に2つの原因が考えられます。


 ①歯の表面の獲得被膜がはがれるため
ホワイトニングを行うと歯の表面にある獲得被膜(ペリクル)が剥がれます。ペリクルとは、歯の表面を覆っているタンパク質を中心とした有機質の膜で、ブラッシングなどの刺激で剥がれることはありません。
ペリクルには物理的損傷からの保護作用、歯が溶けるのを防いだり歯を強くする作用を促進させたりと歯を守る作用があります。
ホワイトニングは、歯の表面にホワイトニング薬剤が浸透することで効果が得られる治療法ですが、ホワイトニングで使用する薬剤はペリクルを剥がしながら浸透して、歯の表面に作用します。
そのため、ホワイトニング後の12〜24時間は一時的にペリクルが剥がれた状態が続きます。歯の表面を保護する膜がなくなると、刺激が伝わりやすくなるため、一時的に知覚過敏の症状があらわれやすくなります。


 ②ホワイトニング薬剤の刺激が強いため
ホワイトニングの薬剤は、過酸化水素、過酸化尿素など刺激の強い薬剤を使用します。高濃度の薬剤を使用するため、高いホワイトニング効果を得ることが可能ですが、高濃度の薬剤は歯にも強い刺激が加わります。
エナメル質が欠けて傷付いている方や、歯茎が下がり象牙質が露出している方は、ホワイトニング薬剤の刺激が伝わりやすいので、普段知覚過敏の症状がない方でも一時的に知覚過敏の症状があらわれる場合があります。

1-2. 歯茎が痛むようになった

ホワイトニングを行う際、薬剤から歯茎を守るための保護を行うことが一般的です。
しかし、保護が十分に行えていない場合、歯茎に薬剤が付着し、歯茎がピリピリ痛いと感じるケースもあります。

1-3. 黄ばんで見える

前述したペリクル(歯の表面を覆う膜)が、ホワイトニングをおこなうことで剥がれ落ちてしまいます。
そのため歯を守る役割のあるペリクルが存在しなくなり、歯に色素が沈着しやすくなります。
そのためホワイトニング後に色素が濃い食べ物や着色量の多いコーヒーや紅茶を飲んでしまうとホワイトニングを行ったのに、逆に歯が黄ばんで見えるケースがあります。

1-4. 費用が高額になった

歯科医院でのホワイトニングは、保険適用外です。数千円〜1万円程度でできる場合が一般的ですが、より良い効果を得ようとすると数万円~10万円以上かかる場合もあります。
施術前のカウンセリングで自分の得たい結果と出ていくお金のバランスをしっかり考えて施術をしてもらいましょう。

2. ホワイトニングをする前にやっておきたいこと

2-1. 虫歯の治療は済ませておく

むし歯で歯の表面に穴が空いていると、知覚過敏になるリスクが高いです。
穴からホワイトニング薬剤が歯の内部に浸透し、象牙質を刺激するため知覚過敏が起こりやすくなります。
歯科医院でホワイトニングを行う場合は先にむし歯が無いかチェックしてもらえますが、今流行りのホワイトニングサロンなどでホワイトニングする場合、むし歯のチェックができないため、注意が必要です。
ホワイトニングサロンでの施術を検討している方は、必ずむし歯の確認及び治療を行ってからホワイトニング治療へ移行することをおススメします。

2-2. 歯のクリーニング

歯の表面の汚れを落として漂白した方が、ホワイトニングの薬剤の効果が発揮されやすくなりますので、クリーニングをしてから行うことが望ましいです。

3. ホワイトニング後に気をつけること

3-1. 食事

ホワイトニング後、ぺリクルが歯に戻り始め、元通りになるのが約24時間と言われています。24時間以内のお食事は特に気をつけてください。


①避けた方が良い飲み物
コーヒー、紅茶、日本茶、赤ワイン、ジュース類、コーラなどの炭酸飲料、ポリフェノールを多く含む飲み物など
②避けた方が良い食べ物
カレー、ミートソース、ケチャップ、ソースなど

4. ホワイトニングを避けた方が良いとされている人

健康的な白い歯になることのできるホワイトニングですが、どなたにでもおすすめできる施術ではありません。
下記の次の項目に当てはまる場合には、ホワイトニングを行うことを避けた方が望ましいとされています。

4-1. 詰め物、被せ物が多い人

詰め物や被せ物をホワイトニングで白くすることはできません。
そのため、歯の色がバラバラになってしまいます。
そのようなことを防ぐためには、詰め物、被せ物などをセラミックなどに変更する必要があります。

4-2. 差し歯などの人工歯が入っている人

詰め物や被せ物と同様に、差し歯などの人工歯もまた、ホワイトニングを行っても白くすることは出来ません。

4-3. 歯にヒビが入っている人

ヒビによりホワイトニングの薬剤が歯の内部まで沁みてしまうため歯の神経に刺激を与えることとなり、歯がしみてしまう恐れがあります。

4-4. 無カタラーゼ症の人

過酸化水素を分解する「カタラーゼ」という酵素が不足している病気のことを言います。
「カタラーゼ」を持っていないため、ホワイトニングによって壊疽性潰瘍を引き起こすリスクがあります。
そのため、ホワイトニングは禁忌とされていますが、歯科医院でも簡単に無カタラーゼの疑いがあるのか、判断することができますので、ホワイトニングを行う際にはご相談ください。

4-5. 妊娠中、授乳中の人

ホワイトニングで使用する薬剤には過酸化水素や過酸化尿素といった成分が含まれており、胎児や乳児に影響を及ぼす可能性があります。
妊娠中、授乳中にホワイトニングを行うことで胎児や赤ちゃんに影響が出たという報告は厳密にはまだ報告されておりませんが万が一を考えると避けるべきと考えます。

5. まとめ

というわけで今回はホワイトニングについて解説させていただきました!
輝く白い歯には私も憧れます!
しかし薬剤を使用する以上、やはり気をつけたいですよね。
デンタルテラス堀江ではホワイトニング専門の講師よりレクチャーをしていただいている歯科医師、衛生士が責任を持って患者様の口腔内をお守りさせていただいております。
四ツ橋・なんば・堀江界隈でホワイトニングをご検討されておられる方はぜひ当院での施術もご検討ください。

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監修医

松井

デンタルテラス堀江 歯科医師

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