【予防歯科】年齢別 歯ブラシの選び方
歯ブラシの選び方は、年齢によっても違います!
しっかりと汚れを落とす歯磨きの技術を身につけることが大切です。
その上で歯ブラシの特徴を知り、自分に合ったものを選ぶことが重要です。
赤ちゃん
乳歯が生え揃う前は、以下の特徴がある歯ブラシを選ぶのがおすすめです!
- 毛はやわらかめ・小さめ
- ヘッドは小さめ
- ハンドルが曲がる
- 柄は握りやすい
突然歯磨きを始めると子どもは嫌がります。
乳歯が生えてきたら、まずはガーゼや指で触れるなど口を触られることに慣れさせてあげることが大切です。
歯が増えてきたら、少しずつ歯ブラシに慣れさせてあげましょう。
ハンドルはまっすぐで太めの子どもが持ちやすいものが良いですが、転んで喉に刺さらないよう曲がるタイプのものがおすすめです。
子ども(3〜5歳)
3〜5歳の子どもは、以下の特徴がある歯ブラシを選ぶのがおすすめです!
- 毛はやわらかめ・小さめ
- ヘッドは小さめ
- ハンドルが曲がる
- 柄は握りやすい
乳歯がしっかりと磨けるかどうかを、選定ポイントにすることが大切です。
子どもが持ちやすく、小さな口でも入るヘッドの歯ブラシを選びましょう。
子ども(6〜12歳)
6〜12歳の子どもは、以下の特徴がある歯ブラシを選ぶのがおすすめです!
- 毛はやわらかめ〜普通・短め
- ヘッドは小さめ
- 柄はまっすぐで握りやすい
乳歯から永久歯に生え変わる期間は、虫歯のリスクが高まります。
普段より丁寧な歯磨きが必要になるので、歯の隅々までしっかり磨ける歯ブラシがおすすめです。
大人
大人は目的に合わせて歯ブラシを選ぶのがおすすめです!
例えば、歯周病予防をメインにしたい場合は、毛はやわらかめ・細めのものを選びましょう。
歯周病は、歯茎が腫れて起こる場合もあります。
そのため、歯磨きで歯茎を傷つけないことが予防につながります。
虫歯予防の場合は、毛はふつう、ヘッドは小さめのものを選びましょう。
虫歯の原因は歯垢(プラーク)です。
毛の硬さがふつうの歯ブラシだと、歯の汚れを取り除きやすいです。
高齢者
高齢者の方は、毛はやわらかめ・細めのものを選ぶのがおすすめです!
年を重ねるごとに歯や歯茎が弱くなってくるので、傷つけないようにやわらかい毛の歯ブラシを選択します。
歯を小刻みに動かしたり力加減が難しかったりする場合もあるので、握りやすい柄のものを探すことをおすすめします。
普通の歯ブラシで丁寧に歯磨きができることが前提ですが、補助として超音波ブラシを活用すると、磨き残しを少なくできます。
日々の歯磨きとともに定期検診がおすすめです。
歯ブラシは様々な種類がありますが、自分が使いやすいと思うものを選びましょう。
汚れを落とせるものであれば、そこまでこだわらなくても大丈夫です。
大切なのは、使いやすい歯ブラシを選び、毎日正しい歯磨きで汚れを落とすことです。
毎日のブラッシングに加えて定期検診を受けると、歯磨きのクセや磨き残しに気づくきっかけになります。
当院では、患者様一人ひとりに合わせた歯ブラシ選びのお手伝いをさせていただきます。ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。