デンタルテラス 堀江

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〜親知らずについて〜


こんにちは、デンタルテラス堀江です。

最近、「親知らずが痛い」という理由で診療に来られる方が増えているのですが、みなさんは親知らずが生えてきたことはありますか?
親知らずの痛みは、虫歯や歯周病など口の中で起きているトラブルが原因になっている可能性があり、放置していると大きなお口トラブルに発展する可能性もあります。



そもそもなぜ、親知らずは痛むのでしょうか?
今回は親知らずについて、由来なども含めて、ご説明していきます(#^.^#)



☆そもそも親知らずはなぜ”親知らず”と呼ばれているのか?



・昔の日本人の平均寿命に関係している説

昔の人間の平均寿命はどれくらいだったと思いますか?
だいたい50歳程度だったそうです。
現在は80歳と言われていますから、今よりもずっと短いですね…。

親知らずが生えてくる年齢は10代後半~20代前半にかけてなので、
昔の状況だとその頃には親が亡くなっていることが多く「親が知ることなく生える歯」である事が由来・語源となり、「親知らず」と呼ばれるようになったそうです。



また、別名”智歯”ともいい、賢く知恵がついてきてから生える歯という意味にもなっています。



☆親知らずってみんな生える?



親知らずが生えるのは主に18歳~22歳前後といわれていますが、
稀に30歳~40歳前後で生えることがあります。4本すべてある方もいれば、埋まったまま生えてこない方、先天的にない方など様々です。
生え方も同様、綺麗に真っすぐ生える方もいれば横向きに生える方もいます。



実は現代の日本人ではおよそ30%もの人が先天的に欠如しているそうです。
当然生えてくるものだと思っていた方からすると、驚きですよね。
親知らずの生え方には何らかの遺伝的な要因がはたらいている可能性や顎の骨の大きさなどが関係していると考えられています。



☆親知らずは抜くべき?



親知らずは生えている歯の中で1番奥にあるため大変磨きづらい場所になっており、
磨き残しが多いことから虫歯になるリスクがとても高いです。
歯科医院では抜歯を勧めることが多いですが、
生えている位置によっては一般歯科で抜けない場合があります。



さらに親知らずは虫歯になるリスクだけでなく、
例えば横向きに生えている場合などは手前の歯を押してしまって歯並びが悪くなる可能性、親知らず周りの歯茎が赤く腫れて大きな痛みが出る可能性など、トラブルになる要因がたくさんあります。

私も学生時代、親知らず周辺の歯茎が腫れて(智歯周囲炎といいます)痛い思いを繰り返していたので4本とも抜歯しました。
右下の歯が”埋伏抜歯”(歯茎の中に埋まっている状態での抜歯)で、治療後とても顔が腫れましたが、今は「抜いておいてよかった!」と思っています。

親知らずも一概にすべて抜歯しないといけないわけではないので、お困りの方は是非一度ご来院くださいね。

お待ちしております。

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